日本初の「母の日」は?
日本で最初に「母の日」が行われたのは明治時代末期で、大正時代になるとキリスト教会や日曜学校で少しずつ広まっていったと言われています。
1931年には、「大日本連合婦人会」が結成されたことをきっかけに、当時の皇后の誕生日である3月6日を「母の日」と定めましたが、それほど普及しませんでした。
1937年には、お菓子の大手メーカーである森永製菓が第1回「森永母の日大会」と称して、東京豊島園の野外ステージを舞台に20万人もの母親を招待して催しを開催。雑誌や新聞にも大々的に取り上げられたことで、全国的に「母の日」が認知されるようになりました。
その後、1949年頃からはアメリカにならって5月の第二日曜日に「母の日」として祝うことが普及していきました。