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「水引」の豆知識

こんにちは!

6月に入り、先日には関東甲信は梅雨入りも発表されましたね。

そしてスーパーマーケットや百貨店などでは、徐々にお中元コーナーの準備がされているのを目にする時期でもあります。

 

今回は、お中元に限らず、ギフト・贈り物に欠かせない「水引」についての記事です。

 

 

水引とは

 

水引とは、祝儀袋や不祝儀袋、贈答品の包装紙に掛けられる飾り紐のことです。

 

水引の起源は諸説あるようですが、飛鳥時代に遣隋使の小野妹子が隋から持ち帰った献上品に、紅白に染められた麻紐が結ばれていたことが由来であるという説が広く知られています。

元々日本では、祭祀の際に神様へのお供え物に藁などを束ねて結ぶ風習がありましたが、この中国の文化に影響を受けて、宮中への献上品や貴族間での贈り物に紅白の麻紐が結ばれるようになったようです。

そして、その習慣が時代とともに庶民の間にも広まりました。

 

また、「水引」という名前は、その作り方に由来します。

水引は、紙縒り(こより)にした和紙に水糊(みずのり)を引いて固め、紅白や金銀に着色し染め分けた紙や絹糸等を巻いて作られます。この過程である「水糊を引く」からその名がついたと言われています。

 

 

水引の意味

 

水引には3つの意味があると言われています。

 

1、未開封であることを保証するという意味

2、魔除けの意味

3、紐を引いて結ぶことから人と人を結びつけるという意味

 

現在では、3つ目の意味合いで使われることが大半です。

 

 

水引の使い分け

 

水引は、シーン毎に使用する種類が異なります。水引の種類を大きく分けると「結び切り」と「蝶結び」の2つになります。

 

結び切り(真結び)

いったん結ぶとほどけないということから、「2度とあってはいけない場合」に用いられます。

結び目が上になるようにし、中心で固く結びます。

結婚のご祝儀や病気のお見舞い、お葬式などの弔事等に使用します。

 

水引(結び切り)

 

 

蝶結び(花結び)

何度もほどいたり結んだりできるということから、「何度繰り返しても良い」祝い事に用いられます。

結婚以外のお祝い事(出産祝い、入学祝いなど)、お中元・お歳暮といった季節の挨拶等に使用します。

 

水引(蝶結び)

 

その他にも、結び切りよりも強く結ばれるという意味合いで特に婚礼に使用される「あわじ結び」や、結び切りの「切る」を避けて輪をかたどった「輪結び」などがあります。

 

水引(あわじ結び)あわじ結び

 

 

 

水引の色

 

地域によって異なる場合もありますが、一般的には下記のように使い分けます。

 

赤白

祝い事全般に用いられます。赤は魔除け、白は神聖で穢れが無いという意味があります。

 

金銀

結婚祝いや長寿祝いなど、一生に一度のような祝い事に用いられます。地域によっては赤白と同様の使い方もされるようです。

 

黒白(黒銀)

香典やお供えなど、仏事全般に用いられます。黒を忌避する関西や北陸では黄白が用いられる場合があります。

 

 

水引の本数

 

古代中国の「陰陽説」の中では、偶数は隠数、奇数は陽数とされており、基本的に慶事の場合には5本弔事の場合には4本が用いられます。それぞれ、簡易にしたい場合は3本(慶事)・2本(弔事)、逆に気持ちを込めたい場合は7本(慶事)・6本(弔事)を使用することもあります。

例外として、婚礼の場合は偶数である10本を用います。これは両家5本ずつと考え、2組の家族が手と手を取り合って縁を結ぶことを表しています。

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

現在では包装紙や掛け紙に既に印刷されている場合も多いので、あまり気にする機会もないかもしれませんが、水引は結び方や色、本数で意味が大きく変わります。

せっかく贈り物をする際は、その気持ちが正しく相手に伝わるように是非気にしてみてください。

 

最後までご覧頂きありがとうございました!

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