牧野記念庭園に行ってきました
こんにちは。
先日、「練馬区立牧野記念庭園」に行ってきました!
牧野記念庭園とは?
植物学者「牧野富太郎博士」(1862-1957)が1926年(大正15年)から亡くなるまでの約30年を過ごした住居と庭の跡地で、現在は東京都指定文化財になっています。
博士は、もともと広がっていた武蔵野の雑木林の中に、採集してきたり知人から取り寄せたりした植物を植えて、「我が植物園」として育みながら、植物の観察や採集をして晩年を過ごしました。
そうして博士がこよなく愛した地を一般公開し、博士の偉業を後世に伝えるため、1958年(昭和33年)に庭園として開園しました。
庭園には300種類以上の植物が生育している他、博士が実際に使われていた書斎と書庫に当時の様子を再現する展示もあります。
牧野太郎とは?
日本の植物分類学の父とされる牧野博士は、1862年(文久2年)に土佐国(現在の高知県)で生まれます。ほぼ独学で植物の知識を身につけて、各地で植物採集を行い、1889年(明治22年)に新種のヤマトグサに学名をつけました。これが国内において初めて日本人が命名したとされています。
その後、「日本植物志図篇」や「大日本植物志」などを出版し、代表作「牧野日本植物図鑑」は現在まで改訂を重ね、植物図鑑として広く親しまれています。
博士が生涯に発見・命名した植物は1500種類以上にものぼります。
施設概要
施設名称:練馬区立牧野記念庭園
所在地:東京都練馬区東大泉6-34-4
入園料:無料
開園時間:午前9時~午後5時
休園日:毎週火曜日(火曜日が祝休日にあたる場合は、その直後の祝休日でない日)、年末年始(12月29日~1月3日)
参考
・「練馬区立牧野記念庭園」(https://www.makinoteien.jp/)
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